当院における新型コロナウィルス対策について

1.飛沫感染対策

＜飛沫感染と、空気感染について＞
① 飛沫感染に対して
飛沫感染は、比較的近距離で飛沫はすぐに着地します。当院では、持続性抗ウィルス効果のある消毒液Etakを用いて、週に2回院内全域を除菌しております。（1回の作業による抗ウィルス効果は1週間程度）

新型コロナウイルス対策として　
新型コロナウイルス対策の一環として、口腔外バキュームを使用しております。
治療中に飛沫する細菌、ウィルス等をお口の外で吸引できる装置です。
患者様の健康を守ると同時に、院内環境をクリーンに保ち、院内感染を防止することができます。
吸引力が強く、排気はろ過後院外に排出されます。
※吸引音が大きいですがご了承ください。

② 空気感染に対して
飛沫に伴って空気中に漂うウィルスは、新鮮な空気に触れることで感染力を失い、また、拡散されることで濃度が下がり感染力が無視できるようになります。当院では、常時換気システムを作動させ、必要に応じて窓を開ける等の対策を講じております。（換気のため窓が開いております際には、お子様の転落事故がないようご協力ください）

＜マスクの着用に関して＞
マスクは、感染防止の効果はほぼ無いといわれております。ただし、相手に感染させることへの防止効果は期待されております。当院では主に後者の目的でマスクを着用いたしております。

2.接触感染対策

＜間接接触感染と、直接接触感染について＞
① 間接接触感染対策
間接接触感染は、感染力のある方が触れられた物を介して感染することで、当院では前述の持続性抗ウィルス剤による院内全域の消毒と機材器具の完全滅菌、グローブの交換、手洗いの励行にて対応いたしております。患者様におかれましては、当院内で触れられるものはほぼ除菌済みですのでご安心ください。

② 直接接触感染対策
直接接触感染は、感染力のある方に直接触れる、または、その方の持ち物に直接触れて感染することです。当院では、スタッフの健康管理に留意し、疑われる場合は、即時対応いたします。

＜待合室等の消毒液不設置について＞
当院では、待合室近辺にプッシュ式消毒液を設置いたしておりません。プッシュ式消毒液では、プッシュする蓋の部分が感染源となります。また、プッシュ後完全に除菌するには、30秒のアルコール消毒液の浸漬状態での手もみが必要になりますが、熟練を要します。従って、かえって感染の危険性があると考えられるため現在は設置いたしておりません。

＜エレベーターと自動扉について＞
① エレベーターの操作ボタン対策
操作ボタンに対しては、前述の持続性抗ウィルス剤による消毒をいたしております。

② 自動扉による対策
当ビルの入り口および当院の入り口は、自動扉となっておりますので特に対策は講じておりません。