歯科コラム｜大久保南歯科クリニック｜明石市大久保町の歯科・歯医者

皆さんこんにちは。

明石の大久保駅の大久保南歯科クリニックです。

歯のホワイトニングを検討中の方は、ホワイトニング効果がどれくらい持続するのか気になりますよね。せっかくお金と時間をかけて歯を白くするのですから、できれば長持ちさせたいものです。ここではそんなホワイトニング効果の持続期間について詳しく解説します。

 

 

歯科医院では、主にオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類を受けることができます。それぞれ使用する薬剤や施術方法が異なるため、ホワイトニング効果が現れるまでの時間や持続する期間も異なります。

 

 

オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングで、過酸化水素が含まれる比較的濃度の高い薬剤を使用します。そのため、1回の施術でホワイトニング効果が現れます。ホワイトニング効果の持続期間は人によって異なりますが、3～6ヶ月が一般的です。即効性は高いけれども、持続性が低いのがオフィスホワイトニングです。

　　　

 

 

ホームホワイトニングは、自宅で行うホワイトニングで、過酸化尿素が含まれる比較的濃度の低い薬剤を使用します。ですから、ホワイトニング効果が現れるまでには1～2週間ほどかかります。ホワイトニング効果の持続期間は、半年～1年程度です。即効性は低いけれども、持続性が高いのがホームホワイトニングです。

 

 

ホワイトニングは、薬剤によって歯を漂白する歯科処置です。漂白されたエナメル質は、一時的に白く美しい色に変わりますが、徐々に作り変えられていきます。具体的には、「脱灰」と「再石灰化」という現象が常に起こっていて、段々と元の歯の状態へと戻っていってしまうのです。そのため、薬剤の浸透性が低いオフィスホワイトニングは短期間で、時間をかけて深くまで浸透させたホームホワイトニングでは長期間、ホワイトニング効果が持続することとなります。

 

 

ホワイトニング効果を長持ちさせるには、食生活に気を配りましょう。コーヒーや紅茶、ワインといった着色性の強い食品は、色の後戻りを促進します。これは、歯が作り変えられる際に、着色性の物質が入り込んでしまうからです。また、オーラルケアを徹底することもホワイトニング効果を持続させる上で役立ちます。

 

 

このように、歯のホワイトニング効果は、施術法によって変わりますが3ヶ月から1年程度は持続するものとお考えください。さらにその期間を延ばすには、食生活やオーラルケアに気を配ることが大切です。定期的にホワイトニング処置を受けることで、白い状態を長く保つことも可能です。